2015年07月05日

【投薬補助剤の比較と感想〜ピルポケットなど】


投薬補助剤とは、犬や猫に薬を飲ませようとするといやがるとき、匂いや味などで薬の存在をカバーして気付かれないようにするためのものです。

分類的にはサプリメントというよりも、便利グッズに近いですね。


2006年秋のクロ
3歳頃のクロ。この頃はまだお薬とは無縁でした



猫に使えるものは私が把握した限りでは ピルポケットフレーバードゥおくすりちょーだい の3種類が代表的な商品のようです。
※ほかにも何かあれば試してみたいので、もしご存知の方がいらしたらぜひお知らせください。



まずは最終的な結果から。

こちらは投薬補助剤3種への、3匹の反応一覧表です。

 クロチョビシロ
ピルポケット
★★××
フレーバードゥ★★
おくすりちょーだい××

× ……………これ嫌い
★……………ちょっとならOK
★★…………んーまあまあ?
★★★………おいしい!


残念ながらうちの猫たちには、これが決め手!といえるほどの花マル商品はありませんでした。
だましだまし使えばしばらくは何とかなるかな?程度です(v_v)



それではいよいよそれぞれの詳細をご紹介していきましょう。




最初はピルポケット。
フレーバーはチキンとサーモンがあります。
価格はだいたい1,500円前後。
ピルポケットパッケージ表
今回はチキンを試してみました



最近輸入がストップしているようで、どこも品切れ傾向ですね。

うちのかかりつけ動物病院で聞いてみたら、メーカーに在庫が残っているうちは取り寄せできます、とのこと。
早速取り寄せをお願いし、先日無事に1袋入手しました。

そのうちまた輸入再開するとは思いますが、今すぐにでも試してみたいという方は、早めにかかりつけで取り寄せてもらうのが確実そうです。

どうしてもネット通販で買いたい場合は、現在AmazonやYahoo!ではほぼ売り切れですが、楽天ならまだ少しだけ扱っているお店がありました。(使用期限は短そうなのでお気をつけください)


メーカー:ニュートロ

  • 原材料(チキン味):乾燥チキン、小麦粉 小麦グルテン、植物油、コーンシロップ、乾燥チキンレバー、タンパク加水分解物、脱脂粉乳、グリセリン、ph調整剤、増粘安定剤(キサンタンガム)、酸化防止剤(ミックストコフェロール、ローズマリー抽出物)
  • 成分値:タンパク質11.0%以上、脂質9.0%以上、粗繊維1.0%以下、灰分3.0%以下、水分31.0%以下
  • 代謝エネルギー:3kcal(1粒あたり)
  • 内容量:45g(標準45個入)
  • 原産国:アメリカ
  • 保存方法:直射日光を避け、湿気の少ない涼しい所に保管して下さい。
  • 給与方法:獣医師の指導に従い、薬を与える回数に合わせて適宜与えてください。
  • 特長:薬を隠すことで簡単・確実な投薬を補助します。
    1. やわらかい独自の形状で、錠剤やカプセルを隠すことのできる穴があるため、簡単に薬を包み込んで隠すことが可能
    2. 主原料は100%自然素材使用。第一主原料にチキンを使用し、高い嗜好性を実現
    3. 隠した薬に、愛猫が気付かず喜んで食べる。抜群の投薬成功率により、困難な投薬の負担を軽減し、愛猫との信頼関係を維持サポート



ピルポケットパッケージ裏
パッケージの裏面

商品の詳細は裏面に書いてあります。


大きさは、手に取るとこのくらい。

ピルポケットのサイズ
意外と大きめ


猫に1回であげるにはちょっと大きすぎる気がしたので、うちではだいたいいつも半分に割ってから薬をくるんで食べさせました。
質感はやわらかめの粘土くらい。



クロとピルポケット
クロはなんとか食べてくれましたが……



こちらのお二方はお好みではなかったもよう。


チョビとピルポケット  シロとピルポケット
チョビ「匂いは気になるけどいらないわ」  シロ「うーんあんまり惹かれないね」





そしてふたつめ。
こちらはフレーバードゥです。
価格はだいたい1,000円前後。

フレーバードゥ
開封したてのフレーバードゥ


開けると結構しっかりした、かつおぶしのような香ばしい匂いがします。

開封したてはいくらかしっとりめなのですが、使っているうちにどんどん乾燥していく気がします。
質感に関して口コミで「パサパサの紙粘土」と表現されていましたが、まさにそんな感じ。

パサついてきたら使う分にだけ水を足して、硬さを調節するそうです。



  • 原材料:小麦粉、植物油、カツオ粉、加水分解いわしタンパク、チキンエキス、豚レバー酵素分解物、生コーヒー豆抽出物、酵母エキス
  • 成分値:粗タンパク質7.9g、粗脂肪14.2g、粗繊維-、粗灰分1.75g、水分4.9g、カルシウム-、リン-、マグネシウム-
  • 代謝エネルギー489kcal/100g
  • 内容量:ペースト・50g
  • 原産国:日本
  • 保存方法:直射日光を避け、室温で湿気の少ない場所に密封して保管。開封後はふたをして冷蔵庫に保管し、3ケ月位で消費すること
  • 与え方:手をよく洗い、清潔なスプーンで相当量をすくいます。(※素手ですくうと汚染されカビや雑菌が発生するおそがあります。)カプセル、錠剤を完全に多い尽くすまで包みます。特別のご馳走として、犬猫に与えます。

乾燥した場合、使用する分をその都度水でやわらかくしてお使いください。
再生したものは容器に戻さないで下さい。

カツオやチキンで風味づけしたペーストに錠剤を包んで飲ませる補助食品。
嗜好性が高く長期投与でも続けやすい飽きにくい味。
愛犬・愛猫どちらにも。
※お湯で溶かして粉薬を混ぜることも可能。



フレーバードゥ中身拡大

開封してちょっと時間がたつと、すぐこんなふうに粉っぽくなってきます




クロはフレーバードゥOK?
クロはこれ単体で出すとおいしそうに舐めましたが……



フレーバードゥを拒否
実際にこれで薬を飲ませようとしたら無視されました(泣)



こちらのおふたりはそこそこ気に入ったようです。
大好物というほどではないみたいですが。


フレーバードゥとチョビ  フレーバードゥとシロ
チョビ「食べてあげてもよくってよ」  シロ「わりとウマイよね、これ」




最後はこちら。
おくすりちょーだい です。
価格はだいたい1,000円前後。

おくすりちょーだい
手のひらサイズの「おくすりちょーだい」50g

メーカー:シャンメシャン
  • 原材料:還元水飴(コーン、馬鈴薯甘藷、タピオカ由来・日本産・アレルギー物質 無)、植物油(なたね由来・カナダ産・アレルギー物質 無)、プロセスチーズ(牛乳由来・フランス、ドイツ、デンマーク産・アレルギー物質 乳)、乳たん白(牛乳由来・EU、アルゼンチン、アメリカ、オセアニア産・アレルギー物質 乳)、乳ペプチド(牛乳由来・ニュージーランド産・アレルギー物質 乳)、香料(牛乳由来・フランス、ドイツ、デンマーク、日本産・アレルギー物質 乳)
  • 成分(標準%):水分20.3%、蛋白質4.1%、脂質31.5%、糖質43.6%、灰分0.5%、ナトリウム144mg
  • 代謝エネルギー:474kcal/100g
  • 内容量:ペースト・50g (130gの商品もあり)
  • 保存方法:0〜30℃で保存(冷凍不可)

糖度と水分のバランスによって細菌の繁殖をさせにくくしているため、保存料無添加でも半年品質を保てます。
塩は入れていません。(市販のチーズは塩分1〜2%)
褐色へ変色するおそれがあるので冷所にて保管してください。
粉薬だけでなく、錠剤でも少し砕けば混ぜることが可能です。



製造メーカーによる「おくすりちょーだい」の使用法デモ動画
(ここから見られない場合はこちらへ)




おくすりちょーだい中身
指にとってみる


質感は、結構しっかりめ(ちょっと硬め)でねっとりしたペースト状。

チーズのフレーバーがついているそうです。
匂いをかいでみても人間の鼻ではあまり感じませんが、しいて言えば……チーズ?という程度。




クロとおくすりちょーだい
味見でペロリ


クロは一応舐めてくれますが、それほど大喜びという風情ではありません。


こちらのおふたりは全く好みではないそうです

チョビとおくすりちょーだい  シロとおくすりちょーだい
チョビ「やめて。いらないってば」  シロ「えーなにこれ…」


チョビは耳が寝てるし、シロはなんだか眉間にシワがよってるようにも見えるし。
匂いをかいだだけで、舐めてもくれませんでした。



以上、投薬補助剤3種の比較レポでした。



おまけ。
改めて、獣医師による正しい投薬の仕方を確認する場合はこちらのリンクからどうぞ。



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posted by M at 18:25| Comment(2) | TrackBack(0) | 使用レポ:グッズ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
「お薬ちょうだい」は粉薬がいけるんですね!
これは便利かも(進んで食べなさそうだけれどアゴに塗り付けで・・・)

今まで粉薬はほんの少しのオリゴ糖(ハチミツ位の粘度のが売っています)に
混ぜ混ぜして、それをオブラートを小さく切ったものに包んで直接投与していました。
(夫が保定、といか抱っこして私が口の横を押えてパカっと開けさせてポイっとな)

ところで、シロさん、我が家の3女猫に雰囲気にていますww
白ミケでシロさんと同じ場所に茶と黒の模様があり、丸顔タイプ♪
ぶさかわで通っています♡(←シロさん、ゴメンなさい〜)
Posted by サバトラーニャ at 2015年07月07日 12:03

>サバトラーニャさん

猫さんは、粉薬をウェットフードに混ぜたら食べなくなっちゃうタイプですか?
シロは最近、錠剤をくだいて好物のウェットに混ぜたら全然気付かず完食することが判明。
薬の味と匂いにあんなに神経質だったのに……意外なところが抜けててちょっと笑えました(笑)

そう。シロはブサカワなのです!(キッパリ)
ああ見えて、結構けなげでかわいらしいんですよ (*^m^*)


Posted by M at 2015年07月11日 19:20
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